千葉県にある行政書士のホームページ・
ウェブサイトデザインの
ポイントとその参考事例-選抜５

• 目次 - Index

• 1:特定地域に特化(地域密着型)していることが分かりやすいデザイン
• 2:得意なサービス内容が顧客に伝わりやすいデザイン
• 3:要点は逃さずシンプルなデザイン
• 4:事務所名と背景イメージがマッチ、名前を覚やすいデザイン
• 5:安心感・信頼感を重視したデザイン

1:特定地域に特化(地域密着型)していることが分かりやすいデザイン

行政書士は全国に約５万人いるといわれていて、全国各地に事務所が存在しています。 その中から依頼人（利用ユーザー）の近所もしくは企業の近くの行政書士を探すことが多いでしょう。 もちろん、ウェブでやり取りする場合も増えてきている可能性がありますが、近場の条件を検索に入力して探すことはこれからも多いと考えられるため、 どの地域に特化しているかがホームページ上ですぐにわかるとユーザーからの問合せにつながりやすくなります。

千葉県千葉市にある行政書士のサイトを紹介します。 ブランディングサイトのランディングページ（トップページ）に大きな太文字で「千葉県を中心に展開」「地域密着型」のメッセージがあり、 すぐに利用ユーザーの対象地域か判断がつき、その後のクリック導線へ繋がりやすくなっているランディングページのデザインです。

2:得意なサービス内容が顧客に伝わりやすいデザイン

約３０００種類ともいわれている、官公署に提出する許認可などの申請書類の作成や提出手続きについて、 依頼人（利用ユーザー）は、自分自身で対応することが難しいと感じ、行政書士を探している場合が多いです。 この場合、ユーザーのほしい条件（ここでは対象のサービス）がクリックせずとも１ページ目に分かりやすく記載があると、 ユーザーの行動が問合せにつながりやすくなります。

千葉県野田市にある行政書士のサイトを紹介します。 「不動産相談全般」「家族信託・遺言書」「自動車手続き・車庫証明書・出張封印」「産業廃棄物収集運搬業」とサービスが大きく表示してあり、 ヘッダーのプルダウンやサービスサイトに画面遷移せずとも、この行政書士の得意なサービスが一目で分かりやすくなっています。 利用ユーザーの探している申請手続きにマッチしていた場合、問合せにつながりやすいつくりとなっているウェブサイトデザインです。

3:要点は逃さずシンプルなデザイン

つい情報を盛り込みたくなり、多くの文章やクリックボタンを配置してしまうことがあります。 利用ユーザーの視点に立ち、伝えたい要点を絞り込み、少ない文字とイメージ画像を組み合わせることで伝わりやすくなります。 利用ユーザーがさらに詳細情報を知りたくなれば、クリックやスクロールしてもらいやすくなり、結果としてお問い合わせへ繋がりやすくなるでしょう。

千葉県千葉市にある行政書士のサイトを紹介します。 限られた文言とイメージ画像を活用していて、行政書士の多くの業務のうち、 特に医療法人や福祉事業に関する申請・開設サポートに力を入れていることがよくわかるデザインです。 ユーザーが医療法人や福祉事業の設立を検討している場合、「お問い合わせボタン」が中央に配置してあり、すぐに問合せへ繋ぎやすいように考えられています。

4:事務所名と背景イメージがマッチ、名前を覚やすいデザイン

ホームページにアクセスしてもらいやすいようにグーグルのSEO対策も重要ですが、利用ユーザーに事務所名をおぼえてもらえれば、 名称で検索されることでダイレクトなアクセスへ繋げることができ、またマーケティングの観点からもプラスな印象がもてます。 事務所名とランディングページのイメージがマッチしていることで、利用ユーザーが無意識に事務所名を覚えます。

千葉県千葉市にある行政書士のサイトを紹介します。 ランディングページのトップイメージが黄色の綺麗な菜の花（なのはな）となっていて、事務所名（なのはな）をイメージで覚えやすいデザインです。 利用ユーザーは次回の訪問時に事務所名で検索して問合せへ繋げることができる設計になっています。

5:安心感・信頼感を重視したデザイン

ホームページに訪れるユーザーに安心感や信頼感を与える印象があるデザイン構成にすると、士業（弁護士、司法書士、行政書士、弁理士、会計士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士） のような消費者に対する信頼感が仕事を依頼する上で重要な要素である場合に、とても効果的に問合せに繋ぐことができます。士業の信頼感は、「顔が見える士業であること」と「得意分野や専門性」が大切です。

千葉県浦安市にある行政書士のサイトを紹介します。 行政書士の業務の中でも産業処理関連の業務が得意であることがわかりやすく、また、士業の顔がわかり安心感があるデザインです。 サイト内部では産業廃棄物の業界の経験や対応を丁寧に説明していて、産廃業界のユーザーはお問い合わせをしてみたくなる設計になっています。